予定がすべて消えてしまった・同期できない – シンプルカレンダー（iPhone・iPad）

まずはじめに、このアプリが勝手に予定を削除したりすることはありませんのでご安心ください。

カレンダー連携が切れてしまったり、予定が非表示になる設定になっていたというケースがほとんどです。

下記の方法で順番に設定をご確認ください。

同期設定の「すべての予定」を確認する
シンプルカレンダーのアクセス権限が有効か
iCloudのカレンダーが有効か確認する
カレンダーのアカウント設定に問題がないか
データの取得方法が自動になっているか
iOS標準のカレンダーアプリで強制的に更新
シンプルカレンダーの表示設定が有効か
端末を再起動する
シンプルカレンダーのアップデート
上記すべてを確認しても解決しない場合

1. 同期設定の「すべての予定」を確認する

iOSの設定で、予定データの取得期間が直近1ヶ月分になってしまっている可能性があります。

これは同期設定を「すべての予定」に設定しておく必要があります。

下記手順で「設定」アプリのカレンダー同期設定をご確認ください。

設定アプリを開く
（iOS18以降の場合は）「アプリ」をタップ
「カレンダー」をタップ（※「Sカレンダー」ではなく「カレンダー」なので注意）
左側に「同期」と書かれた欄をタップ（初期は「1か月前の予定」が設定されています）
「1か月前の予定」など具体的な期間が選択されている場合は「すべての予定」を選択する。もし「すべてのイベント」が選択されている場合は「6か月前の予定」など具体的な期間を選択する
ホーム画面に戻り、数分経ってから、Sカレンダーアプリを確認する
無事に予定が表示され、「6か月前の予定」に設定した人は「すべての予定」に戻しておく

※設定アプリで「同期」、「すべての予定」などのメニューが表示されない場合

・「Sカレンダー」の項目を見てしまっている場合が多いです。それでは表示されません。「カレンダー」の設定項目なのでご注意ください。

・それでも表示されない場合は、一度このアプリを削除して、端末再起動してアプリを入れ直していただいたうえで、上記をお試しください。iCloudカレンダーの情報はアプリ削除しても消えることはありませんのでご安心ください。

2. シンプルカレンダーのカレンダーのアクセス権限が有効か

設定アプリを開く
（iOS18以降の場合）「アプリ」をタップ
Sカレンダーをタップ
フルアクセスに設定する、またはすでに設定されていることを確認する

3. iCloudのカレンダーが有効か確認する

設定アプリを開く
画面上部の自分の名前が表示されている列の下段に「Apple ID設定の提案」、「新しいiCloud利用規約の同意」が表示されていたらiCloudの利用規約の同意やiCloudのサインインを実行する
- ※「利用規約の同意」を実行後、iCloudの同期がされて予定データが表示されるようになることがあります。この場合、同期にかなり時間がかかることがあるので、時間を置いてからご確認ください。
画面上部の自分の名前をタップ（iPhoneにサインインと表示されている場合はApple IDでサインインしてください）
「iCloud」をタップ
iCloudを使用しているアプリの「すべて見る」をタップ
「iCloudカレンダー」の項目がオンになっていることを確認（※iOSによっては表示されていないこともあります）
また、下の方にある「カレンダー」の項目がオンになっていることを確認

4. カレンダーのアカウント設定に問題がないか

iCloudやGoogleカレンダーやOutlookなど、表示したい外部カレンダーがシンプルカレンダーにない場合、設定アプリの設定をご確認ください。

設定アプリを開く
（iOS18以降の場合）「アプリ」をタップ
「カレンダー」をタップ（※「Sカレンダー」ではなく「カレンダー」なので注意）
「アカウント」をタップ
「アカウントを追加」をタップし、案内に従って外部カレンダーのアカウントを追加

すでにアカウントが存在する場合

すでにアカウントが存在する場合は、各アカウントの設定画面で「カレンダー」がオンになっていることをご確認ください。

5. データの取得方法が自動になっているか

設定アプリを開く
（iOS18以降の場合）「アプリ」をタップ
「カレンダー」をタップ（※「Sカレンダー」ではなく「カレンダー」なので注意）
「カレンダーアカウント」をタップ
「データの取得方法」をタップ
画面下のフェッチの項目が「自動」になっていることを確認

予定の同期が遅い場合

予定の同期が遅い場合は、「プッシュ」をオンにしてください。フェッチに比べ、電池持ちは悪くなりますが、より早く予定を同期することができます。

6. iOS標準のカレンダーアプリで強制的に更新

正しく同期設定がされていても、同期されないことがまれにあります。iOS標準のカレンダーアプリで強制的に更新をかけることで解消できることがあります。

「カレンダー」アプリを開く（※「Sカレンダー」ではなく「カレンダー」なので注意）
画面下の「カレンダー」をタップ
画面を下にひっぱって更新する
(重要)1時間程度、時間をおいてから確認する
※同期に時間がかかることがあります。長く使っている方ほど時間がかかります。

7. シンプルカレンダーの表示設定が有効か

シンプルカレンダーの表示設定が有効になっているかご確認ください。

Sカレンダーを開く
画面右上の「設定（歯車マーク）」をタップ
「カレンダーの表示オンオフ」をタップ
表示したいカレンダーの左側にチェックがついていることを確認

8. 端末を再起動する

端末の電源を一度切って、再起動します。
「カレンダー」アプリを開きます（iCloudのカレンダーが同期を試みます）
1時間程度、時間をおいてから予定が表示されていないか確認する

　※再起動の方法がわからない方はこちら

9. シンプルカレンダーのアップデート

App Store にて最新バージョンのシンプルカレンダーがインストールされているかご確認ください。

10. 上記すべてを確認しても解決しない場合

シンプルカレンダーはiOS標準カレンダーと同じ予定を取得しています。原因の切り分けのため、iOS標準のカレンダーアプリで予定が表示されているかご確認ください。

iOS標準カレンダーアプリにも予定がない場合

シンプルカレンダーの問題ではなく、予定の保存先のカレンダーサービスに問題がある可能性があります。シンプルカレンダーの予定の保存先はデフォルトでiCloudです（Googleカレンダーなどと連携していない場合）。連携しているカレンダーサービスの各社のサポートサイトをご確認ください。

iCloud（Apple社）: iCloud の連絡先、カレンダー、リマインダーが同期されない場合
Googleカレンダー/Gmail（Google社）: Googleカレンダーヘルプ
Outlook、Exchange（Microsoft社）: Microsoft サポート

※ iOS18になってからiCloudのカレンダーのデータ消失が増えているとの報告があります。

こちらの記事「iCloud の連絡先、カレンダー、リマインダーが同期されない場合」にある方法を対応しても、公式のカレンダーアプリに予定が表示されない場合、この記事の画面下部にある「Appleサポートへのお問い合わせ」よりご連絡いただくことでiCloudの問題に対処していただけます。

もし公式のカレンダーアプリでも予定が表示されない場合は、iCloudカレンダーのデータ管理の問題になるため、こちらの窓口にご相談をご検討ください。。

他参考記事： Appleサポート - iCloud の連絡先、カレンダー、リマインダーが同期されない場合